たいていの施工が半日から1日で完了するスムーズ施工。
従来の塀やブロック塀、柵、防護柵、フェンス、目隠しなどの施工は、膨大な材料を搬入し、場合によっては足場を組んだり、作業員の人数が必要だったりするなど、かなりの費用を必要としました。バイナルフェンスは軽くて丈夫、その上、施工手順が少ないため、大掛かりな工事を必要としません。短工期もバイナルフェンスの大きな魅力です。
地面に直接施工する
1:垂直に穴を掘る
ダブルスコップで、所定の位置に印を付け、垂直に穴を開けていきます。ダブルスコップの使用をお薦めします。
2:穴の深さについて
根入れ用の柱は、深さ約60cmを見ています。札幌市の凍結深度も60cmのため、深さはこれで十分です。
3:砕石を入れる
穴の底が下がらないようにするため、必ず砕石や砂利を入れます。必ず行ってください。
4:転圧をかける
角材やバタ角などを用いて、穴の底を突き固めます。その後、深さを再確認して調整します。
5:モルタルを入れる
事前に用意しておいた練ったモルタルを入れます。量の目安は砂にして25kg1袋程度です。
6:柱を建てる
地面の下10cm程度までモルタルを入れます。半分くらいの段階で一度柱を立て位置を決めます。
7:垂直の確認
水平器などを用い、柱が垂直に収まっているか確認し、周辺の土をかぶせて柱を固定します。※さらに柱の中にモルタルを注ぎ込むことで強度が増します
8:水平を確認する
同様に次の柱を立て、下端のレールを差込み、水平器を乗せて水平を確認します。
9:ピケットを差込む
下端のレール穴に、ピケット(縦桟:たてざん)を差込んでいきます。
10:上端レールとピケットの取り付け
片側から順に、上端レール穴にピケットを入れていきます。
11:すき間の調整
上端レールの左右、下端レールの左右が、均等になるように調整します。
12:レールの固定
上端レールはビスで、 下端レールはバイナルの破片を下端レールの下面の両側に専用接着剤で貼付けておくと、固定できます。
13:ビスの取り付け
少し浮かせておけば、頭が穴にひっかかって抜けなくなります。
14:キャップの取付
専用の接着剤を、キャップの底もしくは柱の上部に付け、キャップを取り付けます。
15:清掃~完成
最後は、濡れた雑巾で汚れをふき取れば完成です。
ブロック上に直接施工する
1-1:マーキング
柱とアンカーの柱の来る位置をマークします。注意点は下端レールとアンカーが柱の中でぶつからないようにマークすることです。
1-2:マーキング(角)
柱とアンカーのコーナーは、このようにマーキングします。
2:アンカー穴を開ける
ハンマードリルでアンカー用の穴を開けます。横筋用のブロックの場合は浅目にします。
3-1:アンカー上部を固定
アンカーの上部は必ず番線またはガムテープできつく縛ってください。アンカーがブロック内部でぐらつかないようにしてください。
3-2:アンカーの上部固定(5インチ柱)
5インチ柱の場合はアンカーは可能なら3本取付けしてください。上部は同様に番線かガムテーフできつく縛ってください。
4:フェンスを組む
柱を被せ、レールを取り付けてフェンスを組んでいきます。
5:ガムテープ貼りと水抜き穴
下部レールの小口にはモルタルを侵入止めとしてガムテープを貼ります。また、下部レール中央下に水抜き穴を開けてください。
6:モルタル充填
柱上部からモルタルを柱の3分の1程度充填し、フェンスの左右を調整し、上部レールで固定します。柱の水平・垂直も調整してください。
※あとの工程は「地面に直接施工する」項目のと同じです。
バイナルフェンスの商品概要と営業エリア
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主な使用シーン
外構、エクステリア、造園、ガーデニング、工事現場、マンションやアパート、集客施設、公共施設、花壇、公園、動物園、など -
主な使用方法
フェンス、柵、防護柵、ペット用の柵、隣家との目隠し、塀(ブロック塀の代替も可)、囲い、ランチレール、門扉、門柱、ゲート、デッキ、アーチ、パーゴラ、パティオ、ガゼボ、カフェテラス、ベンチ、階段犬小屋、ドッグラン、自転車置場、ガーデニング用途など -
バイナルフェンスと並列する商品の呼び名
樹脂フェンス、プラスチックフェンス、プラフェンス、木樹脂フェンス -
営業エリア
北海道地方:北海道
東北地方:青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県
関東地方:茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県
中部地方:新潟県、富山県、石川県、福井県、山梨県、長野県、岐阜県、静岡県、愛知県
近畿地方:三重県、滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県
中国地方:鳥取県、島根県、岡山県、広島県、山口県
四国地方:徳島県、香川県、愛媛県、高知県
九州地方:福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県
沖縄地方:沖縄県